幅広く来ていける訪問着の種類とは

年始の挨拶やお宮参りなど正装としても着ていけ、お茶会やパーティーなどのちょっとしたお出かけにも利用できる着物として、とても活用範囲が広い着物が、訪問着です。
年齢に関係なく、未婚の方から既婚の方まで、着ることができ、とても便利です。
この着物の特徴は、絵柄が襟元から裾まで描かれ、袖から背中、襟から肩にかけてなど縫い目をまたいで絵柄が一続きになっている点に特徴があります。裾側にだけ絵柄をあしらった留袖や、絵柄が縫い目をまたがない附下等とは違い、華やかな雰囲気を持った着物です。
彩も美しく、古典的な絵柄から、パーティー用にふさわしい個性的な絵柄まで、デザインも多種多様にあり、自分の個性や好みにあった着物を選ぶことができます。
着物として持っておくと便利な一枚と言えるでしょう。

訪問着を着ていく場所

この着物を着て行くことができる場所の種類には、ミセスなどの場合、お茶会、子供や孫の入学式や卒業式、お宮参り、観劇など多種多様に着ていくことができます。若い方の場合でも、パーティーや謝恩会などの会場、お見合い、結納式などでは、正装として着ていくことができます。
絵柄が華やかなので、着ている人を引き立たせ、着物の人がいるだけで、会場の雰囲気も晴れやかになります。
結婚式の場合でも、親族などでの参列で、留袖を着なければならない場合を除いて、着ていくことが出来るので、知人や友人の結婚式などに、ドレスの代わりとして着ていくのもいいでしょう。
招待先の目的にあった着物を選ぶ際に、どの着物がいいのか迷った場合は、幅広く利用できるこの着物を着ていくことをおすすめします。

季節によって違う訪問着の種類

この着物には、季節によって種類分けがあります。
着物は、1年間同じものを着る訳ではなく、1月から5月までは、少し厚手の生地に、胴裏、袖裏、裾回しなどといわれる裏地を付けた袷と呼ばれる着物、6月と9月頃には、生地の素材など袷と見た目はまったく同じで、裏地部分がすべて取り除かれた単衣、7月から8月には、単衣より薄手の涼しげな生地を裏地なしで仕立てた絽の着物を着用します。絽とは、縦横の糸の本数を減らして織り上げ、隙間を作ることで、風通しを良くした織り方の一種で、盛夏の着物の記事として使われます。
袷、単衣、絽ともそれぞれに特徴があり、袷は、着物に重量感があり写真写りが良い点、単衣は、単衣のように裏地がない分、軽く着こなせる点、絽は、なんといっても夏場でも涼しい点があげられます。